あなたは、「自分に自信を持っている」と胸を張って人に言うことができますか?
この質問をされて、「私にはそんな自信はない」と答える人は多いのではないでしょうか?
実は、日本人の多くは海外の方と比べて自信が無い人が多いです。
内閣府の調査によると、アメリカ人が「自分には長所がある」と回答した人の割合が93.1%なのに対し、なんと日本人は68.9%の人しか「自分には長所がある」と回答しませんでした。
自己肯定感が低いとあなたの人生にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
今回は、自己肯定感が低くなる原因や、自己肯定感が低いと起こること、そして自己肯定感を上げる方法をまとめて紹介します。
私自身、幼少時代は、デブで運動神経も悪く、何の取柄もない人間でした。ところが、考え方を少し変え、小さな成功体験を積み重ねることで、今では「自分なら絶対に成功できる」と根拠のない自信を持つようになりました。自己肯定感はだれでも簡単に高めることのできる技術です。ぜひこの記事を読んで、自己肯定感を上げて、人生の幸福度を高めてくださいね。
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あなたの自己肯定感が低い3つの原因
原因①:成功体験が少ない
あなたは、自分には負け癖がついていると思い込んでいませんか?
過去に成功体験が少なく、何をやっても、どこに行ってもうまくいかないと塞ぎ込んでいる人は自己肯定感が低い傾向にあります。
このような方は、根本的な考え方がネガティブなため、自己否定する気持ちがどんどん強くなります。このように自己否定を繰り返すことで、ますます自己肯定感が低い人間になってしまうのです。
「どーせ、俺なんて・・・」が口癖の人は要注意ね!
原因②:幼少期に褒められた経験が少ない
自己肯定感の高さは、幼少期に褒められた経験に大きく依存します。
自己肯定感が低い人は、幼少期に親からあまり褒めてもらえなかった人が多いと言われています。
逆に、幼いころにたくさん褒められて育った人は「自分は価値のある人間だ!」「他人は他人、自分は自分!」と周りの意見に左右されず、自分を肯定することができます。
原因③:自分で選択し、決断した経験が少ない
人生は選択の連続です。食べたいものや、入りたい部活、やりたい仕事など、人生の分岐点は身近なものから将来にわたるものまで本当に多くあります。
しかし、その人生の分岐点を親の言う通りに選択してきた人は、自己肯定感が低い人が多いです。
人は、自分の進む道を自分自身で決断することで、自己を尊重できていると認識するようになります。
ところが、親が「お前は野球部に入れ」とか「将来は絶対、公務員じゃないとだめだ」など人生の進路を強制し、自分で選択する機会を奪ってしまうと自己肯定感は低くなります。
勉強はできても、仕事やコミュニケーションがうまくできない人は、こういう育ち方をしてる人が多そうね。
自己肯定感が低いと起こる5つのこと
1.ネガティブなことばかり目についてしまう
人間はそもそもネガティブな生き物です。アメリカで行われた心理学の研究によると、人は1日に6万回の思考を繰り返します。しかも、その6万回の思考のうち約8割は、身を守るためにネガティブな思考をすることがわかっています。
自己肯定感が低いと、自分自身のマイナス面をより強く認知してしまい、さらに自己否定しやすくなるといった悪循環に陥ります。
2.メンタルが弱くなる
私たち人間の脳は、達成できた事柄よりも達成できなかった事柄の方をより強く記憶します。これを『ツァイガルニック効果』と言い、人は中途半端になっていることを無意識に気にかけてしまいます。
この『ツァイガルニック効果』と『低い自己肯定感』とが組み合わさることで、過去に達成できなかった経験をもとに「自分にはできない」「またどうせ失敗する」といった思考に陥ります。そして、挑戦もできなけば、継続もできないメンタルの弱い人間になってしまいます。
3.周りと比較してしまう
自己肯定感が低い人は、自分が自分であることに価値を感じていないため自分の中に評価軸を持っていないことが多いです。
いつも自分を評価するときは、他人が基準となり、常に他人と比較する人生を歩むことになります。さらに、他人の長けた部分ばかりが目についてしまうため、余計に自分は価値が低い人間だと落ち込みやすくなります。
4.完璧主義者になる
完璧主義者は、自己肯定感が低い人に多くいます。逆に完璧主義であるがために、なにをやろうとしても中途半端になりそうだから、やっぱりやらないという選択を取りがちです。
そして、自分の理想と現実を比較し、自分はなにもできない人間だと自己嫌悪に陥るのです。
5.理想が高くなる
自己肯定感が低い人は、自分のレベルの低さをごまかそうとして、よりレベルの高い人と一緒にいたいと考えます。
これは、やはり評価軸が他人であり、自分が納得する人ではなく、周りからどう映るかということを気にすることで陥る思考です。
自己を磨いて高めるのではなく、優秀なパートナーといることで自分もレベルの高い人間だと勘違いした他力本願な人になりやすいです。
自己肯定感が低い人の特徴チェックリスト
自己肯定感が低い人の特徴をまとめてみました。あなたもこれらの特徴にあてはまらないかチェックしてみてください。3つ以上あてはまったら、自己肯定感が低過ぎるかもしれません。
でも大丈夫です。冒頭でもお伝えしましたが、自己肯定感はだれでも高められる技術です。自己肯定感を上げたい方は、次にご紹介する「自己肯定感を爆上げする方法」を実践してみてください。
自己肯定感を爆上げする5つの方法
1.ありのままの自分を受け入れる
自己肯定感を上げるためには、自分のことを価値のある存在として受け入れることが重要です。もし自分の描く理想とは違う行動をしてしまっても、「まぁこんなこともあるか。にんげんだもの。」と素直に自分を受け入れてあげましょう。
2.他人との比較をやめる
他人との比較をやめることで心はスッと楽になります。
もし、あなたが今いる環境の仲間が優秀過ぎて常に劣等感を感じているのであれば、そこはあなたの居場所ではないのかもしれません。背伸びをして生きるのではなく、自分が優位に立てる環境に身をおくことも大切です。
間違いなくあなたにも素晴らしい長所があり、あなたにしかできないことがあるはずです。他人の長所と自分の欠点を比較せず、自分のいいところに目を向けましょう。
3.ポジティブなことばを使うようにする
独り言でもいいのでポジティブな言葉を発するように心がけましょう。たとえば「よくこんな早い時間に目を覚ました!えらい!」「今日も頑張って出社したな!」など些細なことでいいので、ポジティブな言葉を使って自分を褒めてあげてください。
ポジティブな言葉を使うことで、普段の何気ない行動でも、自分が認識していない小さな成功体験をしていることに気づくこともあります。
その結果、「意外と俺ってイケてるかも」と徐々に自己肯定感が高まり、新しいことにも挑戦できるようになります。
4.鏡を見て自分を褒める
鏡を見るときに自分がどう映るかで、その時の自己肯定感を測ることができます。気分が沈んでいるときは、「冴えない髪型だなぁ」とか、「こんなたるんだ顔だったっけ?」など欠点ばかりが目につきやすくなります。
そこで自己肯定感を上げるためには、鏡の自分に向かって思いっきり鼓舞してあげてください。
「お前の髪型は決まっている」「なんて凛々しい顔つきなんだ。イケメン!」といったように自分のことを褒め称えてあげましょう。
そうすることで不思議と気分が晴れやかになり、ポジティブな面に注意が向くようになります。
5.自己肯定感を上げる本を読む
どうしても自分の意識や行動だけでは、自己肯定感が上がらないという方は、本を読むことをおすすめします。
インターネット上にも、自己肯定感を上げる方法について多くの情報がありますが、ハッとする有益な情報や、心に刺さる絶妙な表現は、本を読むことで出会える可能性が高いです。
私自身も今まで20冊以上の自己肯定感を上げる本を読んできましたが、自分の気持ちを高めるのにとても役立ちました。次に私が特にオススメする「自己肯定感を上げるのに役立つ本」を3冊紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
自己肯定感を上げるのに役立つ厳選おすすめ本【3選】
ラクしてうまくいく生き方 ~自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツ~
著者:ひろゆき
ここ最近、多くの若者からも支持されているひろゆきさんが書かれた一冊です。
彼らしく「頑張らず、楽して生きていくための方法」がまとめられた作品です。いつも、つい頑張りすぎてしまう方は、この本を読むことで「もっと楽していいんだ」「難しく考え過ぎていたのかも」と気づくことができるはずです。
この本を読んで、日常の無駄なストレスを一気に排除して人生の幸福度を上げちゃいましょう。
嫌われる勇気 ~自己啓発の源流「アドラー」の教え~
著者:岸見 一郎、古賀 史健
アドラー心理学の第一人者である岸見一郎さんによって書かれた「幸福に生きるための具体的な処方箋」が詰め込まれた一冊です。
すべての悩みは対人関係の悩みであるという思想のもとに、「青年」と「哲人」という二人の登場人物の対話形式で、幸福に生きる方法について議論が展開されます。
本書では「劣等感は主観的な思い込み」と解説しており、いつも他人と自分を比較してしまう方に特におすすめできる一冊です。
何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書
著者:中島 輝
自己肯定感といえばこの方!自己肯定感の第一人者として有名な中島 輝さんによって書かれた一冊です。
1万2000人以上を救った心理カウンセラーである中島さんの自己肯定感が「勝手に高まるノウハウ」が集約されています。彼によると、自己肯定感は「高める」のではなく、「高まる」ものだそうです。本書に従って、自己肯定感を上げるためのステップを踏んでいくことで、気づけば心が軽くなり、幸福度の高い日々を過ごすことができるようになります。
思考方法だけでなく、体を使ったトレーニングやポジティブになるツボなど、より自己肯定感を上げるための実践的で、具体的な方法が紹介されています。ついつい試したくなる内容ばかりなので、少しずつでも前に進みたいと考えている方におすすめできる一冊です。
まとめ
いかがでしたか?
自己肯定感を高めることで、自分自身を大切にでき、さらに新しいことにもチャレンジできる人間になれます。
現時点で、自己肯定感が低いと感じている方も、今回ご紹介した自己肯定感を爆上げする方法を実践していただき、自己肯定感を高めてもらえることを願っています。
くどいようですが、自己肯定感はだれでも簡単に高めることのできる技術です。これから徐々に自己肯定感を上げて、より素晴らしい人生にしていきましょう。
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