この前アリエリーが「理系男子がモテたいなら、髪型や服装の清潔感が大事!」って言ってたけど、あれって行動経済学でいう『初頭効果』によるものなんだよ!
初頭効果?初めて聞いたわ!何それ?
初頭効果っていうのは、初対面の人の第一印象が、その後に大きな影響を与えると言われている現象だよ 今回は、この初頭効果がビジネスや普段の生活、そして恋愛においても役に立つってことを事例を出しながら紹介していくね
それは面白そうね!ぜひ聞かせてほしいわ!
※本ページはプロモーションが含まれています
そもそも行動経済学とは
みなさんは、行動経済学という学問について学んだことはあるでしょうか。人は、心の働きによってさまざまなことを考えます。行動経済学は、「私たち人間の心の働きから意思決定の過程や行動などを分析しようという新しい経済学の一分野」です。また、経済に関わることだけでなく、心の働きについても考察することから経済学と心理学のハイブリッドとも言われております。
この行動経済学を学ぶことで、世の中の動向や、人の行動を頭で理解することができるようになります。従来の経済学とは異なり、人は必ずしも合理的は行動をとるわけではないという前提条件で構築された学問です。そのため、実生活で活用できる研究データが多くあることから、行動経済学について学ぶことはみなさんの生活をより豊かに、かつ客観的に見つめ直すことにも役立ちますので、ぜひこれから一緒に学んでいきましょう!
初頭効果とは?
初頭効果とは「ものごとや人に対して最初に示された情報が、もっとも記憶や印象に定着しやすい」という現象です。
多くの自己啓発系人気書籍でも、「第一印象が9割」といったキャッチフレーズがよく使われているかと思いますが、これは初頭効果の影響がそれほどまでに大きいからです。
第一印象がとても大事なことから、就職活動や営業活動においても、髪型、スーツ、ネクタイ、靴下、革靴はこうしなさいと書かれた指南書が数多く出版されるほど、人の第一印象はぱっと見で決まる(決まってしまう)のです。
逆に言えば、第一印象さえよければ初対面の方に、好印象を与えることができるということです。
それでは、次に実生活でどのような部分に気を遣えばいいか具体的に学んでいきましょう!
恋愛じゃない結婚をしたいなら友情結婚相談所カラーズ初頭効果で相手に好印象を与えるために重要なポイント
Point① 目線
目が泳いでいると挙動不審な人という印象を与えてしまいます 特にコミュニケーションが不慣れで相手の目を見て話すのが苦手な方は、相手の鼻を見つめて話すといいでしょう
Point② 表情
あまり固くならず、自然な笑顔が大切です 例えば、大事な面接や初デートの前でどうしても緊張するという方は、その前に一人カラオケに行って大きな声を出すと、顔の筋肉も柔らかくなり、自然な笑顔ができるようになるでしょう
Point③ 姿勢
胸を張って、背筋を伸ばしましょう 姿勢の良い男性は、自分に自信があるように見えて頼りがいのある印象を与えます
Point④ 声
ほどよい声量でハキハキとしゃべりましょう たとえ見た目がよくてもしゃべり方に自信がないとネガティブな印象を与えてしまう可能性があります
Point⑤ 服装
とにかく清潔感が大事です シンプルな洋服でもいいため、清潔感とサイズ感を大切にすれば、相手に良い印象を与えられるでしょう
実生活で初頭効果が使えるケース
【ケース① 就職活動】
就職活動をしている大学生の多くは、見た目についてかなり気を遣っているかと思います。これは、就職活動に関するネットや、書籍などで「就活で好印象を与える○○!」みたいな情報が多く出回っているためです。アパレル企業のマーケティング戦略では?という意見もあるかもしれませんが、実際に人間というものは、他人を見た目の第一印象で判断するため見た目に気を遣うことは非常に重要です。
そのためご自身の体型に合ったスーツや、清潔感のある髪型にして就職活動に臨むことはマスト条件といえます。
また声と表情についても同様です。みなさんも経験があるかと思いますが、初対面の方でさわやかな笑顔で明るく元気に挨拶をしてくれた人に対して、「いい人そう」、「仕事できそう」、「モテそう」といった印象を受けたことがあるかと思います。
人間は、頭にはじめにインプットされた情報が残ることが多いとされているため、最初に良い印象を与えることが、就職活動を有利に進めていくためにもとても大切なのです。
【ケース② 営業活動やプレゼンテーション】
営業活動やプレゼンテーションといったビジネスシーンでも第一印象はとても大切です。ビシッとした髪型、清潔感のあるスーツ、凛とした姿勢など、特に人と相対することの多いビジネスマンにとって見た目の初頭効果を意識することは今後の業績にも大きな影響を与えます。
次に意思決定に影響を与える初頭効果として、このような例があります。
先ほども紹介したように、人は最初にインプットされた情報が多く残るとされています。この情報を伝える順番は、プレゼンをする場合にも利用できます。たとえば、あなたが今期の業績について「売上は伸びたが、利益率は下がった」という事実をプレゼンするとします。その際に、「利益率は昨年対比で20%減少しました。しかし売り上げは30%増加しました!」と発表するよりも、「売り上げは昨年対比で30%増加しています!しかし利益率はわずか20%ほど減少しました。」という順序で発表した方が相手に与える印象がよくなるのです。
このように相手に事実を伝えるときは、まずはいい情報を、次に芳しくない情報の順番で伝えることで相手にポジティブな印象を与えられるのです。
なるほどね~♪たしかに私も初対面の人のことを第一印象で判断しちゃうかも!合コンに行った時も、まずは相手のファッションから見ちゃうわ!逆にイケメンじゃなくても最初のイメージで清潔感があったら、そこからずっといい印象かも!
あとは最初のあいさつだよね!適度な声量で、笑顔であいさつができるやつでモテないやつはいないよ!
そうね!相手にいい印象を持ってもらうために、初頭効果を意識することはとても大切ね!たとえ相手が異性じゃなくてもすべての人に共通で使えるテクニックね♪私も相手に素敵な印象を持ってもらえるよう第一印象を大切にしていくわ♡
コメント